今年は就職活動(以下、就活)にもさまざまな変化がありました。そんな中で僕(21卒、出版、広告業界志望、一人暮らし)が実際に就活をして感じたことをまとめました。

就活=スーツの考えに変化!?
就活とはスーツを着て、ネクタイを締めて、というイメージが強いですよね。僕もそうでした。でもオンライン採用が増えた影響か、企業の面接予約ページで「服装」欄を見ると、「服装自由」や「私服でお越しください」という企業も多く見かけました。
「服装自由」を指定された中堅出版社のオンラインでの1次集団面接。「本当に私服で大丈夫かな…」と思いつつ、白Tシャツにジャケットを着てパソコンの前で待っていると、案外スーツじゃない他の就活生の姿が!5人中3人の方が、スーツではないオフィスカジュアル風の服装でした。
こんなパターンもありました。
「服装自由」の面接に私服で臨んだ広告会社のオンラインでの3次面接。就活生7人の集団面接でまさかの私服は僕だけ。周りはみんなスーツでした。
さすがに「これはまずい…」と思いましたが、なんとその面接は通過!こわもての面接官でしたが、面接中に服装について指摘されることはありませんでした。
就活を通して「服装自由」の面接はほとんど白Tシャツにジャケットで臨みましたが、私服だから減点されたり、服装のせいで落とされたと感じることは一度もありませんでした。面接が進む中で、「就活=スーツ」のイメージが変わっていき、最低限のマナーが守れていれば、服装はそこまで重視されてないと感じました。
僕が就活で受けた全20回の面接の内、15回がオンライン面接でした。業界により、対面かオンラインかの割合は変わってくると思いますが、これからはオンラインが増えていくのかな、と思いました。
結局、就活を通してスーツを着たのはスーツ指定されたときだけで4、5回くらいしかありませんでした。また就活のために買ったカバンは1,2回しか出番がありませんでした。リクルートスーツや就活カバンは、社会人になって使うことがあるかわからないので、就活のためだけに買うならレンタルしたほうがコスパが良かったな、と就活を終えて感じました。
「レンタルだとサイズが合うか心配…」という方でも、画面に映る範囲が限られるオンライン面接では、ジャストサイズのスーツでなく、少しサイズが合わなかったとしても、そこまで気にならないと思います。また、ページにサイズ表があるショップもあるので、ご自身の身長や体格に合わせて十分選ぶことができます。
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Wi-Fiはとにかくつながるものを!
皆さんの家にあるWi-Fiはちゃんとつながりますか?
僕の家のWi-Fiはたまに急につながらなくなることがあります。でもそんなに頻繁に起こることではないので「まあ大丈夫だろう」と思っていました。
その日は第一希望の某広告会社の3次オンライン面接で、面接官と1対1の個人面接でした。僕はパソコンにWi-Fiをつないで受けていました。
しかし、そこで事件が起きました。自己紹介を終えたあたりから急に面接官の声が聞き取りづらくなり、会話にも時差が起きてしまいました。
そうです、僕の家のWi-Fiが機能停止してしまったのです。「まさかこの大事な面接中に起きるなんて…」と大慌てでした。
急いで「すいません、Wi-Fiの調子が悪くなってしまいました!」と言おうにも時差があったので、少しの会話をするだけでも一苦労。なんとか会話できて、一度退出した後、スマホに切り替えて再度入室して、面接を続けることができました。
でもスマホで受けるのは画面が小さいうえに、高さを調節したりするのが大変でとてもやりづらかったです。それに、その時はたまたま優しい面接官でしたが、絶対に印象は良くなかったはずです。
オンライン面接は画面上の自分しか伝わらないので、どれだけ落ち着いて言いたいことが言えるかが大事です。集中して面接に臨めるように、面接以外のデバイス(端末)やネット環境など、事前に解消できる不安は少しでも取り除いて面接に臨むべき、と身をもって学びました。
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オンライン面接で体験したトラブル&反省点!
オンライン面接をしていて「こうすればよかった」「こんなこと起きる!?」ということをまとめました。不測の事態にも焦らないことが何より大切です。
- ・スマホの通知は切って!
- 僕のパソコンは企業に指定されるオンラインツールによって動きが遅いものがあり、スマホで受けることもありました。でも、スマホの通知をオフにするのを忘れていて、メールの着信通知が面接中に何通も!スマホの小さい画面では、面接官の顔の半分が隠れてしまい少し焦りました。
- オンライン面接は動きの速い、安定したパソコンやタブレットなどのデバイス(端末)で受けることをおすすめします!もしスマホで受ける時は通知オフをお忘れなく!
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- ・面接中の足のしびれ、腰痛
- 僕の部屋には脚の短い机しかなく、オンライン面接の時は本を重ねパソコンの高さを調節し、床に正座をして面接を受けていました。でも、面接が1時間を超えてくると足がしびれ、背中にも痛みが。「これだと表情が硬くなる…」と思い、思い切ってデスクとチェアを購入しました。
- オンライン面接のメリットは自分で受ける環境をつくることができること。少しでも自分が受けやすい環境で落ち着いて受けましょう。(恥ずかしながら、僕はリラックスするために膝の上にぬいぐるみを置いて受けていました。もちろん画面に映ってしまわないように)
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自宅で受けるオンライン面接は何かと予想外のことが起こりがちです。使うデバイス(端末)や自宅環境など事前に無くせる不安要素は無くして、何が起きても慌てずに対応することが大切です。
今年は例年に比べ変化の多い就活になりました。今後オンライン化がさらに主流になっていく可能性もあります。
せっかく買ったリクルートスーツを数回しか着なかった、というのはなんだかもったいないですよね。オンライン化になることで、使う回数が限られてくるものは買うよりもレンタルして、必要な時だけそろえる方がコスパがよく、今後の就活に合っているのかな、と感じました。